最新展覧会情報
~古代妄想~

中島淳志個展

会期 2025年6月6日(金)~23日(月)
《 最終日6月23日(月)は午後4時にて閉廊 》
会場 定禅寺通り 阿部敬四郎ギャラリー
営業時間 11:00~18:00
定休日 水曜
作家在廊日 6月7日(土)・8日(日)

現代にとって最も大切な事は『互いに理解すること』です。
私達は多様な歴史、文化、宗教、思考を持って生きていますが、それらを誇示するあまり多くの衝突が起きています。 それらを大切にすることは重要ですが、それらを理解し合うことも同じく重要なことです。
私は、自身の作品が異なる文化圏で互いに理解し合えるきっかけになれば良いと考え、東洋の最も古典的な画材で西洋のゆりかごとよばれる文明である古代ギリシャ・ローマの遺跡や彫刻、景色を描いています。
従来の水墨画のイメージとは異なる表現方法を採用し、墨の表現可能な領域を広げ、未だ西洋では正しく認知されていない水墨画を更にクリアに理解するきっかけとなる作品を目指し、また西洋の根源、ひいては現在の世界の社会システムや歴史の成り立ちを日本、東洋の人々に伝える新たな形を模索しています。

「想像とは異なる旅になるかもしれない。そんな事が殆どだろう。しかし、どれだけ未来への不安があろうとも素晴らしい景色、美しい彫刻と出会った時の感動は生きる喜びを与えてくれる。」

中島淳志

作家略歴

1993年 愛知県生まれ
東京藝術大学日本画専攻卒業
2021年 個展(松坂屋上野店)
2023年 個展(松坂屋名古屋店)
2024年 (ART FORMOSA 2024台北/台湾)
「フォロ・ロマーノ」
「フォロ・ロマーノ」
「ナポリのライオン」
「アントニヌスとファウスティナ聖堂」
「ペガサスの翼の残欠」